デュポン ダウは、テキサス州フリーポートのエンゲージ®ポリオレフィン・エラストマー製造工場において、製造工程のデボトルネックによってその生産量を200MMポンド(9万トン)/年まで引きあげました。この能力アップは、2002年後期より稼動予定のルイジアナ州プラクミンの新たな工場の先駆けであり、当新工場稼動後はエンゲージ®の年間生産量が合計500MMポンド(23万トン)に達する見込みです。
またお知らせしたとおり、より広いグレードラインナップをもつエンゲージ®の新規開発グレードがパイロットプラントにてすでに試作されており、これらはご評価用に提供可能となっております。これら新製品は、プラクミンに建設中の新工場で稼動開始と同時に商業生産に入る予定です。
エンゲージ®グローバル・ビジネス・ディレクター、ジェーン・オースティンによれば「これら一連の開発は長期計画の一端であり、エンゲージ®の現行製品ラインナップに対して高まりつつある市場の要望に応えていくためのものです。パイロットプラント品への最初のご評価からすると、新たな工場で作られる独創的で差別化された新製品を、お客さまは喜んで受け入れてくれるでしょう。弊社は最近の開発を通じて、以前公言した計画――生産能力の向上と新テクノロジーの開発――を遂行しながら、お客さまをサポートしていく所存です。なお、プラクミンの新工場建設は目下順調に進んでおります」
1999年、デュポン ダウはエンゲージ®の生産能力を2000年、2001年と連続して増強すると宣言し、新たな基盤工場への架け橋を築きました。生産高の伸びに勢いがついたのは、エンゲージ®が自動車のTPOに使用される衝撃改質剤として好評を博してきたからです。また、当製品はいちはやく他のさまざまなポリマーに取って代わり、しなやかで柔軟性に富む型物製品や押出成形製品のコンパウンドの一材料として使用されています。エンゲージ®の需要と生産は1994年の販売開始以来、飛躍的に増えつづけています。
この新規開発品は、従来のエンゲージ®グレードの完成度を高めます。その結果、加工プロセスがさらに容易となり、衝撃改質特性や溶融強度が改善され、柔軟性に富む成形製品や靴など、ポリマー改質材を適用する際に求められる条件も満たしてくれます。分子量をより高くするだけでなく、超低密度、つまりは高コモノマー・レベルの製品は、顧客が選択しうる可能性の範囲を広げてくれるのです。なお、このパイロットプラント品はサンプリングが可能となっています。アメリカ地区マーケティング・マネージャー、ランディ・ストーンは以下のように述べています。「新たなエンゲージ®グレードにはエチレン・ブテンの製品も含まれます。デュポン ダウはエチレン・オクテンのエンゲージ®グレードと合わせ、優れた機能や様々な分子量の製品を提供できる、類まれなる企業となるでしょう。これは極めて重要なことです。というのも、これらの製品によって、TPEやTPOコンパウンダーのご要望に広く対応することが可能で、その結果、多種多様な分野に適用でき様々な成型方法にて加工していただける――我々はそう信じているのです」